【レビュー】「侍道外伝 刀神」 シレン+侍道のローグライクRPG【評価】
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こんにちは!めで吉です。
今回は「侍道」シリーズの外伝として発売された「刀神(KATANAGAMI)」のレビューを書いていきます。
僕は侍道シリーズは、1作目であるPS2の「侍」のみプレイしていました!マルチエンディングと自由度の高いシステムで何度も周回プレイをしました。
今作の舞台は、1の数週間前の出来事という設定になっています。
システムがローグライクのアクションRPGという事で、同じスパイク・チュンソフト作品である「風来のシレン」シリーズも僕は大好きなので、かなり楽しみにしていた作品でした!
「まほろば」踏破までプレイしたレビューとなります!
懐かしい「侍」の世界観
今作の目的は、借金により娘をさらわれてしまった、シリーズでもお馴染みの鍛冶屋「堂島」と共に借金を返済することです。
六骨峠の三勢力(宿場町・赤玉党・黒生家)に刀を納めることで資金を稼ぐことが出来ます。
その納める為の刀を制作するためにダンジョンに潜り、刀や素材を集めます。侍でお馴染みだったキャラクター達も多数参戦しています。
堂島の過去などストーリー性のあるサブミッションも多く、やりこみ要素となっています。
勢力図が毎日更新され、勢力が高くなると「抗争状態」に発展します。
すると六骨峠で争いが起こり、刀も多く売れるようになります。
このように、頻繁に斬り合いが発生するので、眺めているだけでもなかなか楽しいです。
あと個人的に一番嬉しかったことが、侍シリーズのBGMが多数使用されていることです!!!オープニングの曲からもう最高でしたね。
しんみりした曲が多いですが、やっぱりBGMええなあ〜と改めて感じました。(サントラ欲しい)
シレンのエンジンを生かしたローグライク
ダンジョンは自動生成となっており、「風来のシレン」シリーズを彷彿とさせます。ダンジョンに潜るごとにレベルリセットとなります。
戦闘はアクションRPGで、操作方法は侍シリーズと同様に、□ボタン・△ボタンと方向キーの組み合わせで簡単に技を出すことが出来ます。
「刀刻(かたなたいむ)」というゲージを貯めて放つ必殺技もあり、爽快感があります。(技は武器の構えによって変化します。)
また、ガードはありますが、捌きや受け流しといった過去シリーズにあった防御法は無くなっています。
その代わりに、「極見」という敵の攻撃直前にガードを行うと攻撃を見極め大ダメージを与える技があります。(いわゆるパリィというやつですね!)
用心棒を雇うことで、お供を連れて行くことも出来ます。このシステムが個人的には良かったですね!
僕の一番好きな用心棒は「桐島」です。とあるイベントで成仏してしまうのですが、不覚にも感動しました。
開発陣のこだわり
「侍道4」では、刀のフレーバーテキスト(説明文)が廃止されたそうですが、今作はユーザーの要望により復活しています!!
特に僕がお世話になった2本の刀です。このテキストがいいんですよね〜。おそらく100種類以上はあると思うので、かなり力が入っています!!
芸能ネタ等も多く入っており、眺めるだけでも楽しいです(笑)
NPCの会話も独特の緩さがあり、なんともいえない面白さがあります。「土下座」も、もちろんあります!!
六骨新聞という新聞があり、各勢力の情報をチェックすることも出来ます。ここも細かいこだわりを感じました。
今作では、堂島が完全にネタキャラ化しており、めちゃめちゃ笑わせてもらいました!(笑)
借金返済後に、「金の堂島像」を作ることができるのですが、見た目がヤバすぎます。